2011年9月19日月曜日

────【千葉】────
放射線量測定装置 県、北西部に重点配備

 県は十二日の県議会東日本大震災復旧・復興対策特別委員会で、九月補正予算案に計上する六台の放射線量測定装置(モニタリングポスト)の増設について、東葛、葛南、印旛、香取、長生、安房の各地域に設置する方針を明らかにした。

 県によると、東葛、葛南、印旛の三地域は空間放射線量が比較的高いためで、それ以外は県全域のバランスを考慮した。既存施設は地上七~十メートルに設置されているが、新設の六台は、日常生活に近い地上一メートルに設置する。設置市町村は国との協議で最終決定する。

 福島第一原発事故の対処方針をめぐっては、県立学校の除染作業を「検討中」とした県教育委員会に対し、「各市町村教委は既に小中学校などの除染に取り組んでいる。県教委も実施すべきだ」などの批判も相次いだ。


────(小川直人) 2011年9月13日────

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