(記者)
よろしくお願いします。知事、北総鉄道の関係ですが、先日、成田でも前原大臣に要請されて、その際、今後話し合いを進めていくとおっしゃったかと思うのですが、その後の進捗状況、ありましたら、教えていただけますか。
(知事)
10月20日、前原大臣に、私は何としても地元の強い要請ですと。
そして、京成さんにお願いしているのは、これは国の指針に基づいて、私たちはやっているんですと。
言うなれば、国の指導に基づいて、マイナス8億円に対して4億円は、地元と県が何とかしていかないと、これは進みませんよと、そういうご指導があったわけです。
そのもとから、まず始まったのでございます。
そして、6市2村、それぞれ地元の皆さん、議会もあります。
それでも何としても最低5%、それ以上のものを望みたいということで、4億円に関しては何とか私たちで頑張ろうということで合意したのでございます。
そのようなことを前原大臣とも話しました。そのようなことなので、何とか、京成さんにも一歩譲歩いただきたいし、これから京成さんと千葉県とより一層、千葉県の発展のために、頑張るためにも、再考願えないかと。また、大臣はひとつ力を貸してくれないか、そのようなことを話したのでございます。
今、実際、あれから何度か大臣とも電話し合ったりしました。
京成さんは非常に固うございます。前もお話ししたとおり、2.5億円以上は絶対出さない、そういうことでございました。
でも、私は、またこれからもいろいろ大臣とも話していくつもりでございますが、昨日、花田京成社長にお手紙を書きまして、今、千葉県をより一層発展させるためには、言うなれば、北総鉄道の千葉ニュータウンも含めて、何とか活性化させたい。
それと地元住民のこれだけの熱い要望があるということを、何とかご理解賜りたいと、そのような文でお届けしたところでございます。
今のところ、まだはっきりわかりません。
しかし、国も今、一生懸命やってくれております。京成さんは、私たちの気持ちを必ずわかってくれると思います。
国も頑張ってくれると、私はそう信じております。以上です。
(記者)
京成さんは、会社本体が経営的にかなり厳しいということを理由に挙げていらっしゃるのですが、経営面と気持ちをわかってもらうというのとなかなか難しいところもあると思うのですが、知事が昨日、お手紙を書かれたというところで、どうでしょう、打開策としては。
(知事)
今度、成田新高速鉄道、言うなれば、線路の使用料も含めて、いろんな形が出てくると思うんですね。
北総鉄道も含めて、京成さんがいろんな角度から精査し、将来をも考えてもらえるならば、これは理解していただけるのではないかなと。
はっきり言って、心情論だけじゃないです。その心情論の裏には、そういう私たちの裏づけがあって話しております。ありがとうございます。
────日時 平成21年10月29日(木)
10時30分~11時12分────
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