日本共産党千葉県議団は、今日、森田健作知事に対し、来年度の予算編成に向けての緊急・重点要望を提出、交渉を行いました。日本共産党千葉県委員会からは、斎藤和子青年・学生部長が同席しました。
冒頭、私から、政権が交代した国政でも、知事が変わった県政でも、来年度予算にどう国民・県民の願いが盛り込まれるか、たいへんな注目を集めていると指摘、大企業の利益第一、巨大事業優先のゆがみを正し、県民の願いに沿った、暮らしや福祉最優先の県政へと舵取りを切り替える必要があると主張しました。
その後、各県議や斎藤和子さんから、それぞれの重点要望について説明。とりわけ、知事の公約でもある「子どもの医療費の無料化年齢の引き上げ」については、民主党政権の「子ども手当て」の創設を理由に先送り、あるいは取りやめ、などの動きがあることから、公約実現を強く訴えました。森田知事は、「そうなんだよ」と、そうした動きを認めた上で、「でもね、やりたいと思っています」と、前向きの答弁を行いました。
斎藤和子さんが、青年・学生部長という立場から、この間の「ちば派遣村」の実態を報告し、「生活だけでなく、希望を奪われている」と訴え、若者の雇用対策を主張しましたが、知事は「いいねえ、青春だよ」と、よく意味のわからない反応でした。
私からは、各県議の主張を受けて、財源対策として、「地方消費税に頼らないこと。この間、減税の恩恵を受けてきた大企業への法人事業税の超過課税に踏み切るように」という二点を主張させていただきました。
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