2011年12月1日木曜日

────千葉────
保管焼却灰 計910トン
柏などの4市1組合

ごみ処理施設の焼却灰から国の基準(1キロあたり8000ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出された問題で、県は3日、県内の4市、1事業組合で焼却灰計約910トンが処理施設内や敷地に一時保管されていると明らかにした。県議会一般質問で、中沢裕隆議員(自民)の質問に、県が答えた。

 県の9月22日現在のまとめによると、流山市386トン、柏市323トン、松戸市59トンで、保管量が増えている。ほかでは、印西地区環境整備事業組合(印西、白井市、栄町)138トン、千葉市4トンとなっている。森田知事は、一時保管場所の確保について、「大変厳しい状況下だが、県としても鋭意検討を進めている」と答えた。

 国は、1キロあたり8000~10万ベクレルの焼却灰について、セメント固化した上で埋め立てる方針を示している。県は9月26日、処分方法について、国により実施しやすい対策を示すよう要望した。

────2011年10月4日 読売新聞────

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