2011年8月23日火曜日

森田健作知事3年連続 靖国神社参拝
8月15日早朝に参拝

 千葉県の森田健作知事は8月15日 午前8時15分すぎ、知事就任後3年連続、靖国神社に参拝しました。

 靖国神社が戦没者の純粋な追悼の場所ではなく、過去の侵略戦争を肯定・美化することを自らの使命としている組織であることは、現在では内外で広く指摘されている事実です。 千葉県の代表である知事の靖国参拝は、この神社の政治的立場を公的に認知することであり、それは日独伊の侵略戦争の反省の上に築かれた今日の国際秩序に背を向ける政治的行為にほかならず、断じて許されないことです。

 かつての小泉首相(当時)の靖国参拝は、国内外からきびしい批判をうけ、福岡地裁および大阪高裁により違憲と判断され、判決が確定しています。菅内閣の全閣僚は靖国神社への参拝を2年連続で見送りました。ただ、森田高総務、浜田和幸総務、笠浩史文部科学の3政務官が参拝しました。民主党政権発足後、終戦記念日に政務三役が靖国神社を参拝したのは初めてのことです。

 過去の侵略戦争と植民地支配に対して、関係諸国政府および国民の間で、歴史認識の基本を共有することは、21世紀に日本が東アジアの人々と真の平和と友好を築いていく上で、不可欠の課題です。このさい、森田知事は、歴史の真実と教訓を直視し、これまでの態度を明確に改めるべきです。

 森田知事は「観光立県日本一」を公約にしています。成田空港は連日、アジアの人々がたくさん利用しています。これでは、アジアの人々を歓迎するどころか、不愉快な思いをさせ。観光の足を引っ張っていることになるのではないでしょうか。

平成23年靖国神社 森田千葉県知事 - YouTube
 www.youtube.com/watch?v=efnkfM4dgTU







(千葉県選出)野田佳彦財務相
「靖国A級、戦争犯罪者ではない」


 菅直人首相をはじめとする日本の閣僚全員は66回目の終戦の日を迎えた15日、A級戦犯が合祀された靖国神社を参拝しなかった。昨年に続いて2年連続だ。菅首相はこの日、東京都内の千鳥ヶ淵戦没者墓苑に献花して終戦記念式に出席した。

しかし自民党総裁ら自民党指導部と与野党の保守議員は一斉に靖国神社を参拝した。有力な次期首相候補である民主党所属の野田佳彦財務相は「靖国神社に合祀されたA級戦犯は戦争犯罪者ではない」という妄言を繰り返した。

日本の超党派議員からなる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」所属の衆参議員52人はこの日午前、A級戦犯が合祀された靖国神社を参拝した。自民党の谷垣禎一総裁と安倍晋三元首相も参加した。与党では民主党の原口一博前総務相らが参拝した。

代表的な右翼政治家である石原慎太郎東京都知事は靖国神社を参拝した後、首相と閣僚が靖国神社を参拝しなかったことについて「あいつら日本人じゃない」と猛非難した。

────中央日報8/16────

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