自民党(矢野光正・宇野裕・佐藤正己・吉本充・西田三十五・内田悦嗣)
公明党(赤間正明)
◎反対議員
共産党(岡田幸子)
民主党(湯浅和子・横堀喜一郎・布施健太郎)
自民党が文教常任委員会に提出した「決議(案)」とは
最も適した教科書の採択を求める決議(案)」
教育基本法及び学校教育法の改正、学習指導要領の全面改訂を受け、文部科学省は、平成21年、新しい教科書検定基準を告示した。その中で、教科書は「公共の精神を尊び国家 社会の形成に主体的に参画する国民」及び「我が国の伝統と文化を基盤として国際社会を生きる日本人」育成のため、豊かな情操と道徳心、伝統文化の尊重やわが国と郷土を愛すること等の教育基本法の目標と一致していなければならないと定めている。
昨年3月には小学校の教科書検定結果が発表され、今年度はすでに小学校の教科書採択が終了しているが、来年度において、今年度と同様に中学校の教科書採択が行われる。
文部科学省の教科用図書検定調査審議会は、教育委員会が装丁や見映えではなく、内容を考慮した綿密な調査研究を公正かつ適正に行い、適切な教科書採択をしていくことや、教育基本法の改正内容や新学習指導要領に基づく検定審報告書を参考に、適切な採択を行うよう求めている。
よって、千葉県議会は、教育委員会において、検定審の提言を踏まえ、教育委員、学校関係者への教育基本法改正、学校教育法改正、学習指導要領改訂についての内容の周知徹底を行うとともに、教育基本法の目標及び学習指導要領の目標や内容を達成するため、最も適した教科書を採択するよう強く求める。
以上、決議する。
平成23年3月 日 千葉県議会
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