(記者)
おはようございます。不正経理の問題について2点ほど聞きたいと思うんですが、県議会の調査特別委員会が終わりに当たって、このまま幕引きになるようなことはいけないのではないかという意見がある一方で、ここらで一つの区切りをつけてという意見と2つに分かれたのですが、その辺のことについて、知事はどのように考えていますか。
(知事)
まず、不正経理、皆様もご案内のとおり、大変前から、これは慣行的なものがあったりとか、いろんなものがございました。大病で言うならば、大きな患部はとれたと思っています。でも、例えば、それだけの大手術したわけですから、どんな名医でも、さあ、もう手術したから明日から走れるぞということはないと思うんですね。必ずその後に薬も飲まなきゃいけないだろうし、リハビリもしなきゃいけないだろうと。そういうことは必ず出てくるものでございます。ですから、今回の不正経理問題において、その後、多少いろいろ出てきたこともありますが、まずぴちっとコンプライアンスを周知徹底をさせて、起きないようにやっていかなければならない。また、そういう上において、外部審査、そういう先生方の目もしっかりと入れてまいりたいなと、そのように思っております。
打ち切りと、その言葉だけを見ると乱暴にも聞こえますが、とりあえずはそういう形で来たと。でも、絶えず後ろ向きだけではなく、おれたち前にもっともっと進まなきゃいけないよという気持ちも持てよということが含まれているのかなと、そのように思っております。
(記者)
重ねて、再発防止策などについて、議会の答弁であったりとか、個々の集中調達システムとか、そういったことがプレスリリースされたりしているのですが、まとまった形で県民に、千葉県はこのように変わりましたということをお知らせする必要があるのではないかと思うのですが、そういったことはお考えですか。
(知事)
担当部局、ありますか。
(職員)
これまでも再発防止策は順次、いろいろやってまいりましたので、これからも順次と申しますか、丁寧にやっていきたいと思っていまして、これまでもまとまった形ではないかもしれませんが、きちっとご報告や公表はさせていただいていますし、議会の場でもずうっとご報告させていただいていますので、まとまった形ということでは考えておりませんが、例のコンプライアンスの基本指針と基本計画というのをつくらせていただきましたので、まずはそういう形で全体像はお示しをできるかなと。
日時 平成22年4月2日(金) 10時30分~11時13分
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