2010年4月15日木曜日

森田知事定例記者会見概要
【千葉県教育振興基本計画の策定について】

(知事)

 最後に、このたび、千葉県教育の戦略的なビジョンに基づいた教育振興の基本計画といたしまして、「みんなで取り組む『教育立県ちば』プラン」を策定いたしました。
 この計画は、本県教育の10年後の姿を展望し、それを実現するための目標と施策の方向性や、今後5年間に実施する重点的・計画的な取り組みを示したものでございます。
 計画の策定に当たっては、県の総合計画との整合性を図るとともに、「千葉県の教育を元気にする有識者会議」からの提言等を踏まえ、県民の皆様からいただいたご意見を反映して策定いたしました。
 この計画には、「ふれる」、「かかわる」、そして「つながる」をキーワードに3つのプロジェクトを盛り込みました。
 1つ目は、過去と未来をつなぎ、世界にはばたく人材を育てる「夢・チャレンジプロジェクト」でございます。
 2つ目は、ちばのポテンシャルを生かした教育立県の土台づくりを進める「元気プロジェクト」でございます。
 そして、3つ目は、教育の原点として家庭の力を高め、人づくりのために力をつなげる「チームスピリットプロジェクト」でございます。
 この3つのプロジェクトには14の重点的な取り組みがありますが、その中で特に千葉県ならではの特色ある取り組みを5つご紹介いたします。
 1つ目として、「郷土や国や愛する心」を育ててまいります。
 2つ目として、読書活動を推進し「読書県ちば」の実現を目指します。
 3つ目として、体験活動や社会に参加する活動を重視し、「実体験に基づく学び」を推進いたします。
 4つ目として、信頼される質の高い教員の育成と教職員の負担軽減に取り組みます。
 そして、5つ目として、親としての学びや親となるための学びを大切にして、「家庭の教育力」を高めます。
 今後のこの計画を推進するに当たっては、福祉や雇用、防災、環境、産業など、幅広い分野との連携が必要となることから、県といたしましては、教育委員会のみならず、オール県庁で部局横断的・総合的に取り組んでまいります。
 明日の千葉県、そして日本の未来を担う子どもたちが、学力や道徳性を高め、豊かなでおおらかに育ち、自信にあふれた頼もしい人間になるよう、学校やご家庭、地域、県民の皆様と一体となって、「教育日本一の千葉県」を目指してまいりたいと考えております。
 私からは以上です。 3月25日会見


 ◎ 質疑応答

(記者)

 よろしくお願いします。知事就任1年目ということで、実際に知事になられて初めて県内の課題について気づくことも多々あったかと思うのですが、今年度、マニフェストに掲げていない事柄で、ぜひ実現したいとお思いになるようなことがもしあれば、お聞かせください。

(知事)

 県民の皆様、県庁の職員の人と議会等も含めて、チームスピリットで、私が県民の皆様にお約束した公約は、大変順調に、多く実現してまいりました。あと3年ありますから、どのようなことをやっていこうかなと、また、実現していこうかなと。
 まず、子ども医療費の助成、今回、小学校3年生までにしましたが、これを今度は小学校6年生、中学3年生、丁寧に、着実に、それをぴちっと拡大していきたいと、そのように思っております。
 安心・安全も含めて移動交番、最近、コンビニの事件だとか、女性に対してのひったくり、そういうのが多発しておりますから、移動交番は相当数成果があるんじゃないかなと期待しているんです。ですから、この成果を見て、移動交番も増車してまいりたいなと、そのように思います。
 道徳教育、言うなれば、今の子供たち、いつの時代にも今の子供はとよく言われるんですけども、でも、最近、余りにも自分さえよければという考え方が蔓延している。教育なんてものじゃないと思うんですね。生きていく上においてもお互いの思いやりだと思っています。それを道徳という言葉で一くくりにしているのでございますが、その教育も、例えば本を持っていって、さあ読め、さあこれだっていったって、非常に難しいですね。だから、時代に合った、例えば、いろんな昔のことを知っている、昔のことを見たり、学生のころでも日本昔話なんて非常におもしろくて、また、頭に入るのですね。ですから、学校の先生も道徳のことをどうやって教えていいかわからないと、こういうようなことも出ているので、例えば、これは一つの案ですけど、道徳ビデオみたいなものを我が千葉県でつくっていってもいいんじゃないかな。そして、将来はそういうものを貸してくれというところには、各県に貸し出してもいいんじゃないかなと、そんなような気はしております。


(記者)

 ありがとうございます。先ほどの質問ですが、道徳教育につきまして、まだ知事の中で案の段階だと思うのですが、ビデオという言葉が出ましたが……。

(知事)

 例えばですね。

(記者)

 具体的に、これは教材として使用されるというふうな……。

(知事)

 これは例えばで言ったことなので、またこれは関係の人たちがいろいろ話し合って出てくると思うのですが、今の子たちというのは、本で読んで説くよりは、私たちの時代もそうでしたよ。そういうビデオで、映像で見せるというのは大事かなと思っています。

(記者)

 活字よりも視覚的、聴覚的な効果をねらわれていると。

(知事)

 そうじゃないですか。

(記者)

 例えば、知事が出演されるようなお考えは。

(知事)

 そこまでは考えておりませんが、それはマンガなのかもしれないし、どういうのが。それは皆さんに考えていただきたい、そのように思っています。

(記者)

 よろしくお願いします。先ほどの質問とかぶるかもしれないのですが、就任1年目を迎えまして、知事ご自身の率直な感想といいますか、振り返ってどういう1年だったかということと、就任前と後でギャップをもし感じられたことがありましたら、それもお聞かせください。

(知事)

 先ほどもお話ししましたが、1年目においては、ただがむしゃらに突っ走ってきて、何しろ、県民の皆様とお約束したことを実行しよう実行しようと、そういうつもりで突っ走ってまいりました。そういう意味では、大変幸運にも、千葉の潜在的能力、潜在的なもの、言うならばポテンシャルが非常に大きかった。それと、県民力といいますか、これはものすごい強いものであった。これは私にとってはすごいラッキーだったなと、そのように思います。
 ギャップですね。私も参議院と衆議院と11年3カ月やってきて、その中において政務次官もやりましたけども、やることはものすごく多岐にわたるじゃないですか。例えば、国会議員のころは文教でしたから、教育だったんですけども、余りにも多岐にわたるので、非常に頭が混乱というか、非常にくたびれるなと。そして、はっきり言って、知事って本当に忙しいなと思ったんですね。でも、それだけやりがいがあることだな、そのように思いました。

(記者)

 ありがとうございます。

日時 平成22年4月2日(金) 10時30分~11時13分

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