2012年5月23日水曜日

君津市議会:県外残土の搬入禁止
条例改正案、可決へ
────千葉県内 初────

 
 君津市議会文教民生常任委員会は13日、県内初となる県外発生残土の搬入禁止などを盛り込んだ残土条例改正案を、賛成多数で可決した。排出状況や運搬経路を明確にするため、排出元の工事現場などの直接調査権も盛り込んだ。市内に埋め立てられる残土の約9割は、東京都や神奈川県など県外から運ばれ、搬出元が不明の残土に有害物質が混入している事例が少なくなかった。26日の本会議で可決される見通し。

 市によると、残土は市域の約6%に及ぶ1800ヘクタールの砂利採取場跡地などに運び込まれてきた。ところが、昨年1月にアスベストを含んだ屋根に使う建材、今年1月には、安全基準を超える量のヒ素が市内に埋め立てられた残土から発見された。県外からの残土は、船からの積み替え時に、排出元の異なる残土が混ざる場合があり、市などによる安全確認が課題だった。

 市内では、対策を求める市民の声が根強く、市は昨年10月に条例改正案の素案をまとめ、今議会に改正案を提案した。委員会では一部議員が「残土処理業者の失業対策は考えているのか」などと反対したが、出席した6議員中5人の賛成で可決した。【黒川晋史】

────毎日新聞 2012年3月14日 地方版────

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