2012年5月14日月曜日

カジノ施設構想:比較的所得高い日本人にアンケート
半数が「行きたい」
────千葉────

◇犯罪、治安悪化の懸念の声も

 成田国際空港周辺でカジノを中心とした複合施設導入を検討している構想について、県が比較的所得の高い日本人1500人(3分の2が年収1000万円以上)にアンケート調査をした結果、約半数が「行ってみたい」と回答していることがわかった。

 県空港地域振興課によると、調査は三菱総合研究所に委託し、首都圏で1000人、その他の地域の500人を対象に実施した。カジノや温泉などを持つ複合施設を成田空港に隣接して建設したと想定したところ、「ぜひ行ってみたい」「行ってみたい」と答えた人が過半数の52%いた。  一方、「あまり行きたくない」「行きたくない」という回答は37%だった。行きたくない理由(複数回答可)として最も多かったのは「ギャンブルは好きではないから」(52%)で「千葉県までは遠い」と答えた人も31%いた。

 また、複合施設の建設で懸念される問題として、70%が「犯罪の増加、治安の悪化」を挙げたほか、「ギャンブル中毒や経済破綻者の増加」(56%)、「渋滞や騒音など環境悪化」(40%)が続いた。

 カジノを中心とした観光資源を活性化させる構想については、森田健作知事が県政の検討課題のひとつと位置付けている。昨年11月のシンガポール訪問では、カジノのある複合施設を訪問するなど、外国人観光客誘致を進めるうえで県が検討する施策の目玉の一つとなっている。同課は「来月末にまとまる最終的な調査結果をふまえ、複合施設導入の可否を検討したい」としている。【斎藤有香】

────毎日新聞 2012年2月24日 地方版────

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