県は25日、96億4800万円増額する一般会計12月補正予算案(追加分)を発表した。12月県議会の代表質問初日である12月1日に追加提案する予定で、これまでの12月補正分105億6300万円と合わせると、予算総額は1兆6904億9900万円となる。追加分は放射性物質環境汚染対処特別措置法の施行を受け、焼却灰施設から出た灰の処理や、県有施設の除染などの対策費に8億円を充てる。
県財政課などによると、主な内容は、東日本大震災で被災した中小企業などの施設設備に対する復旧経費16億5000万円や、災害拠点病院への自家発電設備や衛星電話などの整備に1億2400万円など国の補正予算関連のもののほか、国指定の史跡「伊能忠敬旧宅」の復旧経費1641万円も盛り込んだ。
また、県は同日開会の12月県議会に国民宿舎サンライズ九十九里の譲渡に関わる条例制定・廃止など39議案を提案した。12月県議会の会期は12月20日までの26日間。代表質問は12月1~2日、一般質問は12月2日、5~8日。
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