2012年5月12日土曜日

────千葉・森田健作知事────
教育とは子育て

 
 「教育というのは子育て。学力向上だけが目的じゃない」が持論の森田健作知事。2月定例議会に提出した平成24年度当初予算案に、その理念を反映した施策を盛り込んだ。23日から始まった代表質問では特に異論は出ず、意気軒高だ。

 目玉と位置づけるのが、地域の安全を守る「移動交番車」の配備増、子育て家庭の負担を減らす「中3までの入院医療費無料化」、学校間の切(せっ)磋(さ)琢(たく)磨(ま)により教育の充実を促す「私学助成の拡充」の3点だ。「安全安心、健康、学力。どれが欠けてもいけない」と説明する。

 教育、子育ては有権者の関心が高いだけに、どの首長も個性を打ち出そうとする。散会後、記者が橋下徹大阪市長が提唱する義務教育の留年制について話を振ると、「思いつきで言っているだけでしょ。興味ないよ」と歯牙にもかけなかった。

────【週刊知事】産経2/25────

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