千葉県の行財政改革について有識者の意見を聞く「県行政改革推進委員会」(会長・辻琢也一橋大学院教授)が16日、県庁で開かれ、県が設置する107施設の見直し方針案を了承した。
方針案では、すでに譲渡が決まっているサンライズ九十九里(九十九里町)と譲渡先を検討中の南房パラダイス(館山市)のほか、花植木センター(成田市)、アグリチャレンジファーム(東金市)の4施設を「廃止・移譲」とした。
また、移譲の可能性を含めた利用策の抜本的見直しを行う施設として、乳児院(千葉市)や手賀沼親水広場(我孫子市)など12施設を区分した。
県内3カ所の少年自然の家や青年の家2施設、博物館5施設など55施設では統合や施設の一部譲渡などを検討する。県まちづくり公社の民営化や県産業振興センターの県関与縮小など県の外郭37団体の見直し方針案も了承された。
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