松戸市は10日、子育て世代の不安解消を目指し、幼児の健康診査時に放射能関係の問診を行うことを盛り込んだ放射能対策総合計画案を発表した。同計画案は、国の放射性物質汚染対処特措法に基づき先月29日にまとめた同市除染計画と合わせ、(1)食品の安全(2)市独自の除染(3)廃棄物処理(4)健康管理の4部門で総合的な放射性物質の対策を行うもの。 計画案では、内部被ばくなど幼い子供への放射線被害の不安を軽減させるため、幼児の健康診査の際に新たな問診を実施。子どもを外で遊ばせているかなどを聞くほか、保護者がどんな不安や心配があるかなども調べる。市内の1歳半児約4400人、3歳児約4200人が対象となる。 また、妊産婦や児童を子供に持つ保護者などの市民を対象に、市立病院の医師による健康相談会も同計画案に加えた。5月末にはスタートさせたいという。────毎日新聞 2012年04月11日地方版────
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