千葉県は25日、神崎町の利根川で17日に捕獲したギンブナから食品に関する国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回る1キロ当たり110ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。4月以降、県内水産物で基準値を超えたのは、県北西部の手賀沼で捕獲されたコイとモツゴに続いて3種目。 県は利根川河口堰(東庄町)より上流の6漁業協同組合にギンブナの出荷自粛を要請するとともに、対岸の茨城県にも検査結果を通知した。ただ、利根川では冬から春にかけて漁は行われておらず、初夏から漁期に入るギンブナもまだ、ほとんど水揚げされていないという。 県は利根川で捕れるエビやコイ、ウナギなどについても、「いったん漁を見合わせてもらい、漁を始める場合は事前に検査をするなどの対策を取りたい」としている。────2012.4.25 産経────
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