森田健作知事は19日の記者会見で、石原慎太郎知事の沖縄・尖閣諸島の購入計画について、「日本人の領土意識に一石を投じた」と評価した。 「国は領土、領海、領空から成立しているということを、国民はもっと意識しないといけない」と強調。北朝鮮の長距離弾道ミサイルに関する情報収集が米軍頼りだったと指摘し、「武力行使する隣国があるのに、国民や政府の国防意識は薄い。真の独立国家ではないみたいだ」と嘆いた。 森田知事が思いだすのは、約30年前の西ドイツで聞いた「ソ連は低姿勢の相手には殴りかかるが、受けて立つ相手には敬意を表する」という話だ。平和は力の均衡の上に成り立っているとの持論を展開し自らを“平和主義者”と任ずる。国際社会では「『殴られたら殴り返すぞ』という気概をみせなくてはいけない」と語った。2012.4.21 産経 [週刊知事 千葉・森田健作]
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