カジノを主要な収益源とした会議場やホテルなどの複合施設「IR」を成田空港周辺に誘致することを目指す民間団体「IR誘致推進協議会」が三十日、発足した。カジノが法制化されるまでに、成田市を挙げて候補地として名乗りを上げたい意向。会員は同市を中心に富里、印西両市などの四十八の団体、個人。成田商工会議所の諸岡孝昭会頭が会長に就任した。 県が示したIR導入可能性調査結果の二案を軸に、六~七月に成田市議会、市長、県、国に誘致を要望する。治安の悪化やギャンブル依存症の増加など市民が抱く不安要素は、勉強会などで理解を求めていく。 諸岡会長は設立総会で「成田はこのままで安泰とは言えず、挑戦しないと衰退していく。積極的に誘致に向かっていきたい」と話した。────(小沢伸介)2012年5月31日 東京────
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